2015年04月04日

今夜(2015年4月4日)は皆既月食!夜桜と皆既月食のコラボ撮影テクニック☆





皆既月食 夜桜と皆既月食のコラボ撮影テクニック☆

今夜(2015年4月4日)は全国的に皆既月食が観察できます!

残念ながら南関東は曇りの予報・・ 桜は関東が丁度満開なので
晴れ間が期待できる 関東北部がお勧め観測エリア!?
土曜日なので お子様を連れて遠征も良いのでは♡

19:14 部分食開始
20:54 皆既食開始
21:00 食の最大
21:06 皆既終了
22:45 部分食終了

食の最大時 月の高度は約33度(東京)





アストロアーツさん シュミレーション

今回も天気不良とGT開催週なので 遠征は有りませんが
雲が切れ始めれば近所まで 夜桜&皆既月食見物に出掛けるかも!?w

2011年12月10日土曜日 撮影画像

IMG_7133.JPG

かなり暗めでした☆
暗い程 満月なのに周りの星が観えますが
幻想的なのは 茶褐色から赤っぽいのが魅力的ですね♡

☞皆既月食はベランダから 〜皆既中の撮影は命懸け〜(2011年記事)

夜桜と皆既月食のコラボ撮影アドバイス☆

カメラマンとしては余りテクニックは教えたくないのですがw
チャンスの少ないコラボレーションなので皆さんに挑戦して頂きましょう♡

先ず撮影場所を決めなくてはいけません!
星の写真撮影は天気予報と駆け引きしながらの移動です
日頃からいくつか観測地点をリストアップして置くと良いでしょう

@ 今回は桜とのコラボですから 桜が咲き乱れている場所が良いのですが
「南東」側が開けていて 桜を見上げられ 左右前後に移動できる
足場の良い場所を明るい時間に捜して置きましょう!

クローズアップになるので大きな桜なら1本でも良いでしょう
桜の木全体と大きな月となると かなりシュチュエーションが
限られて来ます

A 皆既月食の月を大きく撮影する為に望遠レンズ300mmで画面の
4分の1位 桜とコラボレーションには丁度良いでしょう
コンパクトデジカメだと10倍から20倍の間です

B絞りは出来るだけ絞る必要が有ります!桜をぼかすなら
開放(F1.8等)もテクニックの一つと言えますが
桜と月にピントを合わせる為には 被写界深度を高くする必要があるので
F11以上に絞ります

月を大きく桜にもピントを合わせる為には 出来るだけ離れます
見上げる状態ですから 土手等が良いと思いますが
足元にはくれぐれもご注意を!

CISOは余り上げない事をお勧めします 上げても200か400
必然的にスローシャッターとなります 数分の1か数秒!?
ここがプロフェッショナルとアマチュアの差が出ます
高倍率なので余程自信が無ければ1/60秒が限界でしょう
三脚が必要となります! レリーズが装着可能なら使用しましょう
デジイチならミラーを上げて置くのも有効です
三脚が用意できない場合はブロック塀やベンチを利用し
固定できれば手振れを防ぐために セルフタイマーの使用も良いでしょう

Dアングルを決めて 露出を変えて(今回だとシャッタースピード)
画像を確認しながら数枚撮影して下さい☆

短い時間でも 月は画面の中を移動して行くのをお忘れ無くw

今回の皆既月食は12分間と長い様で皆既月食としては短い時間です
大きな移動は出来ませんので シュミレーションをして置きましょう

当サイトを御覧になり撮影された方は是非お知らせください♡
ブログにアップされた方はリンクを貼って紹介したいと思います☆


参考になるWEBサイト!

☞アストロアーツ WEBサイト

☞JAXS 宇宙教育センター

☞国立天文台 WEBサイト




国立天文台 皆既月食解説動画
解説と言うよりも 癒しのリラクゼーション映像みたいですw

最近はスターウォッティングの遠征は行っていませんが
以前は 流星群 彗星 等の観察・撮影に遠征していましたw
トカラ列島に皆既日食の遠征も行っています
サイト立ち上げ当初で記事としてはお粗末ですが 過去ログを参照して下さい☆

CCF20120128_00002.jpg

参考写真 2001年 しし座流星雨 撮影地 長野 筆者撮影

☞しぶんぎ座流星群2014観測結果!【速報】

☞日本で皆既日食が最速で観測される島

☞2015年さくら情報☆八分咲き!?まだ蕾も残っています

☞コストパフォーマンスの優れたサブ機として最高のコンデジ「CanonPowerShotG16」

写真の無断転載等はご遠慮願います


月刊 星ナビ 2015年 04月号 [雑誌]


月刊 星ナビ 2015年 05月号 [雑誌]

posted by ぷらちゃん at 10:33| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スターウォッチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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